プロレスblog始めました

万年初心者プロレスファンが、自身の思いつきを垂れ流すブログです。

NEWJAPANCUP 2回戦終了ー!

連日連夜、MSGでのIWGP王座戦を獲得すべく熱戦が続いています。
また、負けた選手側でも新たなストーリーが始まったりと、目が離せません。


夏の「G1」と並んで春の「NJC」、遜色ない感じになってきました。(*・ω・*)




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漢を上げるAブロック

石井選手という『名勝負製造機』を使って(?)、各選手の格上げというか漢(と書いて男と読む)を上げるというか。

壊れない石井選手がそりゃもう凄いのですが、それ以上に相対する選手の良さが輝きます。


惜しくもミラノ先生ご推薦のチェーズ選手は敗退してしまいましたが、残ったYOSHI-HASHI選手に期待です。


『変わるのは一瞬』と言ってはや数年。
ただの“天然愛されキャラ”ではなく、プロレスラーとしての主張を、リング上からアピールする大チャンス!


YOSHI-HASHI選手の気迫やワザを引き出し尽くして、石井選手が勝ち上がりそう。

でも、プロレスは勝ち負けだけじゃない。
勝負所ですよYOSHI-HASHI選手!( ・ㅂ・)و ̑̑


スーパーヒーローBブロック

みんなのヒーローや劣勢を跳ね返すヒーロー、ニューヒーローが勢揃いしたBブロック(通称カタカナブロック)。

結果残ったのはオカダ選手vsオスプレイ選手。

盤石に勝ち上がってきたオカダ選手に、大怪獣()を倒して勝ち上がってきたオスプレイ選手。
体力的にはオカダ選手に分がありそうです。


ただまあ、勝つにしてももう少しエッセンスがあれば、と思ってしまうのは贅沢?
ヒーローばかりが勝ってしまうと、ヒーロー自身の輝きが翳って見えます。


ジェイ選手がMSGで待つ側なせいで、悪役成分がちょっと足りないです最近。(´・ω・`)


ヒーロー+最多防衛記録という化け物属性持ちのオカダ選手が勝ち抜けそうですね。(´-ω-`)フム


去年の再現Cブロック


JUST!TAP!OUT!

死のブロックと見られたCブロック。
ヤングライオンに代替出場のタグチ監督にと、“エース有利”と言われたCブロック。


いやいや、ここはもうザック選手のブロックで決まりでしょう。

シングルでも実力十分の闇の王を完封し、復帰し人でなし度MAXのゴールデン☆スターまでも封殺。

しかも次は、古傷がもうボロボロなエース。


これでザック選手の膝への関節技が耐え切られたら、『関節技』というカテゴリ自体の衰退になってしまいます。

脇固めにアキレス腱、ヒールホールドにSTF。
『伝家の宝刀』のように抜いたら終わりの関節技が大好きな私としては、是が非でもザック選手に勝って欲しい。


絶対当たらないだろうけど、フィニッシュの技名当て、やってみようかな(´-`).。oO(???)


振り幅大きいDブロック

矢野選手vsカバナ選手で思いっ切り笑わせて貰って、鈴木選手vsSANADA選手で手に汗握らせて貰ってと、振り幅について行くのがやっとなDブロック。

カバナ選手、カレー貰えて良かったね( ´ ω ` )


にしてもSANADA選手が良いですね、タマランです。(;゚∀゚)
若いのに勢いよりも「上手さ」が目立つ彼でしたが、熱いじゃないですか!

それを引き出す鈴木選手も流石。50歳ですよ。伊達に軍団のTOP張ってません。


カバナ選手でも面白いのですが、やはりここはSANADA選手に勝ってもらって、『内藤選手の下』というイメージの払拭と爆発的なトップ戦線への割り込みに期待したいところです。٩(ˊᗜˋ*)و


まとめ

ほんと、このシリーズは毎試合見所が沢山あります。

トーナメントの試合以外でも、チェーズ選手のUSヘビーへの挑戦やヤングライオンの自己主張、内藤選手と飯伏選手との仲の良い(?)同級生同士の読み合いなどなど。


書きたいことは沢山ありますが、これだけネタがあったら追いつきません。
ミラノ先生関連だけは、後々まとめてみたいなあ(´-`)。


殿、それは卑怯にて御座います۳(´◉ω◉`)ブフォwww!?

 

 


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『ビンス・マクマホン』という名のプロレスラー

WWEにハマったのは、一人暮らし時代に部屋にケーブルテレビ(マンション全体で加入=タダ!)が来たことでした。

それまで週プロや週ゴンでしか知らなかったアメリカンプロレスの世界。
良い具合に字幕もついて、その解り易さから一気にマイブームに。

当時はロック様とストンコさんの全盛期。
あのハチャメチャっぷりは、タマラン(;゚∀゚)でしたよ。


今回の記事は、そんな中からオススメの『プロレスラー』をご紹介したいです。( ・ㅂ・)و ̑̑


※お隣のデカい人は義理の息子さん


最前線オーナー

WWE(当時はWWF)を見続ける中で、気になる人物が1人出来ました。


出てくるといつもファンからブーイングを浴び、リングに上がれば筋骨隆々。
50過ぎなのに若いレスラーと乱闘を繰り返せば、一撃食らって大の字になること多々。
それでも、憎ったらしいぐらいのトーク力と立ち振る舞い、権力を振り回す悪の『オーナー』。


オーナー。役員ですよ。最高経営者です。


今考えるととんでもない事。株式上場している自分の会社の社長が、営業の最前線に立って権力を振り回し、部下の反乱を食らって大の字になる。(でも、ケロッと復活する)


およそ、普通の会社なら潰れる('A`)。


『スポーツ・エンターテインメント』を標榜したWWEの成功は、まさに存在がエンターテインメントなビンス御大がいたからそこだと、今更ながらに感じます。



大黒柱

リンク上で傍若無人な振る舞いを続けるビンス御大も3児の父親です。
息子さんも娘さんも、リングに上がって父親さながらにプロレスやってます。

過去には奥さんも上がってましたね。今ではトランプ政権で要職についていらっしゃいますが。


そんなマクマホンファミリー、ひいてはWWEにとって、『ビンス・マクマホン』という人物はまさに、大黒柱といった印象を受けます。

プロレスラーはそのハードな試合内容もあって、それほど長く続けられるものではありません。
団体が長く続いていれば必然的に、表に出てくるレスラーの面子が様変わりしてきます。
そんな中でもWWEが、その人気を継続している大きな要因こそ、ビンス御大の存在では無いかなと。


気に入らなければちゃぶ台をひっくり返す。(カード変更や王座剥奪など日常茶飯事)
人の言う事は基本、聞かない。(反論でもしようものなら、無茶な試合を組まれたり挙句解雇)
博打で大損しても懲りない。(プロフットボールリーグを起ち上げ失敗⇒再挑戦)


もうね、昭和の頑固おやじかと。
でもそんなビンス御大だからこそ、ファンはついていくのでは。
『俺がしっかりしていれば大丈夫!』と、行動で見せてくれる彼は、正に『WWEの父親』です。


例えば、WWEのストーリーラインがファンから見て物足りないものであったとき、
ビンス御大が登場するだけで『この閉塞感、面白くない状況を変えてくれる』とファンは期待しますし、
ファンから愛されたレスラーが亡くなってしまった時、ビンス御大のスピーチで会場全体が一つになる。

大黒柱の大きさ、強さが滲み出る彼の立ち振る舞いこそ、WWEが世界一のプロレス団体で有り続ける要因ではないでしょうか。


絡める=スターへの道

最近のプロレス界って、純然なヒールが育ちにくいように思えます。
多様性が容認される時代になってきたからか、『そういうやり方も、まああるよね。』と、認められてしまう。

こうなってしまうと、『ヒール』というスタンス自体が薄れてしまい、比例して『ベビーフェイス』の輝きも曇ってしまう。

去年の新日本プロレスでも、明確に『ヒール(誰からも嫌われる)』という立ち位置のレスラーや軍団は居なかったように思えます。
※唯一、鈴木軍はヒールとして確立できたかな?と。
それでも、鈴木選手筆頭にファンも沢山。


今のプロレスラーの方々の自己プロデュース力を考えれば、『絶対悪』という立ち位置が無くとも、充分アピールすることが出来るので、ヒールという括りも必要無いのかもしれません。
実際、私は今のプロレスも楽しんで見られているので。

それでもたまに思うのは、『正義と悪』の完全な対立と葛藤、最後に正義が勝つ『スーパーヒーロータイム』を見たいと思ってしまいます。


そう考えるプロレスファンの方々、結構居るんじゃないかな?


そんな方々には、是非ともビンス御大をオススメしたいです。

70を超えても、悪の権力者は健在です。
いきなり出てきては、強権発動で王座挑戦権剥奪なんてザラ。気に食わなければ出場停止に解雇にとやりたい放題。


そして最後に、レスラーの反撃を食らって大の字にやられる73歳。


ビンス御大が出てくれば、思いっ切りブーイングができます。
ビンス御大の対角線に立てば、誰でもヒーローとしてファンの声援を集めるチャンスがやってきます。
ビンス御大に取り入れば、もれなく『純然たるヒール』としての認識を得ることができます。

団体の経営者(CEO)が、その持てる権力を全力で悪用してくれるお陰で、『悪に対抗する正義』の対立がより際立つんです。
洋の東西を問わず、みんな偉そうにする金持ちが大っ嫌いです。(;゚∀゚)


過去には、対角線に立ったロック様が、スターとしてのステップを駆け上がり。
ガラが悪過ぎるガラガラ蛇なストンコさんが、ガラが悪いまま完全ベビーなファンの支持を得たり。
ビンス御大に取り入ったトリポーさんが、大ヒールとして暴れ回れたり。

今現在も、進行形でビンス御大に意地悪されまくってるコフィ選手に、一躍ヒーローになれるチャンスが巡って来てます。

www.wwe.com


ビンス御大と絡めば、大出世のチャンス間違いなし!
後は確りと、そのチャンスを掴めるかどうかです。


まとめ

アメプロも好きな私にとっては、ビンス御大は欠かせない存在です。
厳密にはプロレスラーではありませんが、プロレスラー以上にプロレスをしています。


いつまでも元気に、リング上で悪の限りを尽くして欲しいです。


 

 


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NJC2019 1回戦終了!

始まりました、NEWJAPANCUP2019。
ここから5回戦、総勢32名のMSGのメインを賭けた戦いがスタート。


シングルだけで31戦もあるなんて、ファンとしてはタマランです。(;゚∀゚)タマラン


で既にその半分が過ぎました。
シングル4試合✕4日連続、追いつきません(´д`)
なので、各ブロックの1回戦の感想を纏めてアップしました。



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遺恨もあれば天然物も(Aブロック)


初っ端から永田選手と石井選手の遺恨があったり、タイチ選手と本間選手の過去の繋がりが見えたり、中西選手とYOSHI-HASHI選手の天然物対決が見れたりとお腹いっぱいなAブロック。


そんな中でも一際輝いたのが『クラウン・ジュエル』ことチェーズ選手!!
もー、ミラノ先生大興奮です。


相手はUSヘビー級王者のジュース選手。
キャノンボールの連発やナックルが決まった際には、下馬評通りかと思われましたがなんのなんの。

チェーズ選手、相手が良く見えてる。目を向けてないのにドンピシャで避けたり、流れを断ち切ったりと、兎に角上手さが光りましたね。


これで29歳ですから。それはもう、ミラノ先生も推進委員会会長に再就任する訳です。

まさに台風の目、になりそうですね。


2回戦
石井選手vsタイチ選手
YOSHI-HASHI選手vsチェーズ選手


大怪獣とヒーロー(Bブロック)


兎に角、デカくて強いメンバー勢揃い。
その中で輝く、ヒーロー!
いやあ、この単純さが面白い。規格外の選手に驚く!プロレスの根本ですね。(°Д°)


とは言え、1回戦が終わってみれば大怪獣軍団(チガウ)はアーチャー選手ただ1人。
オカダ選手にオスプレイ選手、マイキー選手が勝ち上がっています。


オカダ選手も充分、化け物(強さが)ですけどね。


やっぱりここはアーチャー選手にもっと大暴れして欲しいです。
凄さが見てて解り易く、説得力がある。
ある意味で『理詰め』なプロレスの組み立て方が多い新日本プロレスにおいて、単純にパワーとスピードだけで破壊する様は、見ててもスッキリ。


アーチャー選手みたいなタイプがもっともっと暴れてくれると、他の選手のスピードやテクニック、空中殺法が比例して輝いて見えることになりますし。


ただ、残念なところが1点。
オスプレイ選手のウラカン・ナラでの丸め込み。
ワールド観戦でのカメラ位置からは、完全にファレ選手の左肩が上がってるのが見えていました。しかもカウントの最初から。


これ、このまま放置なんでしょうか。
是非ともファレ選手には抗議し、オスプレイ選手との抗争に突入して欲しいです。
ある意味、オイシイネタが出来たと思いません?


2回戦
オカダ選手vsマイキー選手
オスプレイ選手vsアーチャー選手


優勝候補が脱落必死(Cブロック)

Cブロックと言えば、昨年のG1でも『Cブロックネタ』で盛り上げてくれたフィンレー選手。怪我で欠場は本当に残念です。


とは言え、替りに出場したのがタグチ監督。優勝者が次期IWGPヘビー級王座戦挑戦者となれることを考えると、69的に優勝候補とも言えます。(゚∀゚)


その他にも、現在の新日本プロレスの第一線で戦っている、『優勝してもおかしくない』メンバーが多々集まりました。


そうなれば、必然的に1回戦で優勝候補が消えてしまいます。事実、EVIL選手と内藤選手が脱落してしまいました。
んー、トーナメントの怖いところですね。(>︿<。)


ただ、1回戦が終わって見てみると『エースにとって有利』な状況ですね。
1回戦がヤングライオン、2回戦がJrヘビー、3回戦は強豪を2回倒して来た満身創痍(であろう)な選手。
まあ、逆を言ってしまえば『絶対に負けられない』。


エースが新日本プロレスのトップに、今後絡んで行けるかどうか。大きな試金石となるトーナメントになりそうです。


あと海野選手。今こそ棚橋選手に弟子入りです!手繰り寄せた流れ、手放さずに突っ走って!!\(°∀°)/


2回戦
棚橋選手vsタグチ監督
ザック選手vs飯伏選手


曲者揃いの中に真っ直ぐな荒武者(Dブロック)

殿ダメかー!!(T□T)


もうね、この曲者ブロックを、真っ直ぐな気概一つで突き抜けてくれることを期待していた訳ですよ、殿には。
まさに荒武者の如く、罠やスカしなんか力と技でねじ伏せてくれる姿をですね。


なんというか、SANADA選手のテクニックと若さと、『L.I.J的にこれ以上負けられない』という意地などがあるかもしれません。

ただそれ以上に、『ここから成り上がってやる』という信念の差が、SANADA選手に軍配を挙げたのかなと。


寡黙なキャラは勿論カッコイイんですが、そろそろ『俺が1番』と全方位に主張する、トップを狙いトップに成れる選手に、SANADA選手にはなって欲しいですね。


殿には是非、G1での捲土重来を期待したい!


2回戦
カバナ選手vs矢野選手
鈴木選手vsSANADA選手


最後に

いや、既にお腹いっぱいです。一試合一試合が本当に濃密で、息付く暇さえありません。
ファンとしてはタマラン(;゚∀゚)試合があと15試合。
その後の遺恨や抗争へと繋がるストーリーも含めて、目が離せませんね。


選手の方々は、是非怪我なく完走して欲しいです。



 

 


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怒りの獣神 最終章

旗揚げ記念日のIWGP Jrヘビー級のタイトルマッチは、石森選手が15分51秒でYesLockによるギブアップ勝ちを収めました。



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ライガー選手の18年振りの戴冠はなりませんでした。

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キャリア30年

試合は序盤から、ライガー選手が戦前のコメントの通り『持てる引き出しを全て開ける』流れでした。

釣り天井からの変型カベルナリア、ケブラドーラ・コン・ヒーロに場外へのエプロンからのトペ・コン・ヒーロ。
場外での垂直落下式ブレーンバスターに
掌底、ライガーボム、浴びせ蹴りまで。

およそ『獣神サンダー・ライガーの技』とファンが認識している技のオンパレード。

Jr8冠を成し遂げ、『Jrヘビー級』を団体の垣根を超えて確立したあの時のライガー選手なら、5回は勝利しているであろう猛攻。


それでも、勝ったのは全てを受け切ったチャンピオン。


30年という、平成という元号と同じだけの長さをプロレスに捧げてきたライガー選手が、全てを出し切っても勝てませんでした。


2020.1.4で終わる、獣神伝説

翌日、一夜明け会見でライガー選手自ら、来年のイッテンヨンでの引退を発表されました。



試合後のバックステージでのコメントからも、ある程度予測されていたとはいえ、翌日直ぐの発表は驚きです。

しかもライガー選手、まさにやり切ったとばかりに淡々とにこやかに語られるので、悲しいとか寂しいとかよりも、『あぁ、そうか、とうとうかぁ。』と、凄くく納得してしまいました。

確かに寂しいし哀しくもあるんですが、ライガー選手の『やり残したことは無い』という言葉と、残されてきた実績が、説得力を持たせているんだなと。


会見での質問への回答で、再三仰られていた『まだあと10ヶ月あるから』に、ある意味安心させられた私自身がいます。

獣神サンダー・ライガーなら、あと10ヶ月もあればプロレスの素晴らしさを今以上に魅せてくれる』と。


それでも、あと10ヶ月しかない

会見でライガー選手は、戦いたい相手は?との質問に『戦いたい相手は居ない。誰でも良い』と仰いました。
『誰も手を挙げなかったら寂しいから、募ってよ』と。


あと10ヶ月の間に、何試合出来るでしょうか。
50?100?恐らく、最近のペースを考えると50前後では。

全てタッグマッチで、仮に重複する選手が無いとすると100人です。
『あと100人しか』、ライガー選手と戦えません。

足りなさ過ぎです。新日本プロレスだけじゃなく、国内他団体や海外団体、フリーの選手に至るまで、ライガー選手と戦いたい選手はごまんと居るはずです。


どの団体に行っても、ライガー選手が『怒りの獣神』のメロディと共に登場すれば、大歓声が巻き起こります。

冗談じゃなくて、団体の垣根を越えて希望者が殺到する筈です。
何だったら引退試合の相手を務める権利を賭ければ、世界を巻き込む大トーナメントが開催出来そうです。


そんな状況になってしまった現在、新日本プロレスのJr選手はどう動くのか。
寮で寝食を共にするヤングライオンはどうアピールするのか。


待ったなしの状況となりました。


まとめ

残念で仕方ありません。
ライガー選手はやはり、唯一無二のレスラーです。

それでもいつかは、引退の時は来てしまう。その時どう、新日本プロレスのJrの魂が受け継がれていくのか。

会見場では早速、L.I.Jと懇意にしている東スポ岡本記者をメッセンジャーに使うという、ある意味反則技を使ってまで、ヒロム選手がいの一番に挑戦表明してくれました。

言葉には出されませんでしたが、ライガー選手凄く嬉しそう。
ヒロム選手の行動力と発信力に、明るい未来を見てくれたのかもしれません。


他のJr選手も、遅れを取らず我先にと、アピールして欲しいですね。


 

 


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旗揚げ記念日の中心でプロレス愛を叫ぶミラノ先生

3.6新日本プロレス旗揚げ記念日興行。
Jrタッグのベルトが移動したりイシモ・リー選手のレジェンド超えがあったり、ヒロム選手の復帰がなかったり、ジェイ選手が強かったり。

見応えのある興行でした。(私はいつものワールド観戦)


そんな中での私的MVPは、『ミラノ先生の解説』、これに尽きます。(*´▽`*)♬*゜


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ミラノコレクションA.T.

選手時代のミラノ先生は、イタリア出身で透明犬(首輪しか見えない)をお散歩させながら長い手足でジャベ(ルチャリブレ特有の複合関節技)を駆使する伊達男でした。

途中で日本人だとカミングアウトしたこともありました。


プロレスしてますよね。ファンタジーです。( *´艸`)


闘龍門(現在のDRAGON GATEの前身)から全日本プロレスDDTにも上がり、新日本プロレスにやってきた時には、BestOfSuperJrでは初出場初優勝と、一躍Jrの最前線に踊りでます。


兎に角『カッコイイ』レスラーでした。
華麗なジャベとモデルさんのような立ち振る舞い(実際モデルもされたことがあるそうです)、9年前に目を悪くされて引退されたのが、本当に残念でなりません。

引退後は今でもされている東洋医学の施術院で患者さんの治療をしながら、解説席で『独特な』解説をしてくれてますね。


ミラノ先生の施術院、新宿にあるみたいです。
レスラーの方々も絶賛のようで、HPには『一瞬で物事を変え』られそうなレスラーの方や、『IWGPヘビー最多防衛回数』を持っていそうなレスラーの方の感想も乗っていますので、東京住まいの方は是非、行ってみてください。


ファン目線+元レスラーな解説

ワールド観戦をしていると思うのが、ミラノ先生の重要性です。

現地観戦と違って、選手を的確に捉えてくれるカメラワークと解説陣の説明でプロレスを解り易く伝えてくれるワールド観戦ですが、やはり熱量としては現地観戦に劣ります。

そんな中、ミラノ先生は『ファン目線』で驚いたり文句言ったり興奮してくれるので、聞いてる方も現地にいるような熱量を感じることができます。

これ、映像観戦の上ではとても重要なことだと思います。

アナウンサーの方は確かに熱量を持って伝えてくれますが、咄嗟に技名が出てこなかったり間違ったりすると、プロレスファンは『そーじゃないんだよなあ』といまいちノレません。


ややこしいですよね、プロレスファン┐(´~`;)┌(私含む)


そこでミラノ先生です。
昨日の旗揚げ記念興行なんかもまさにそれ!

オスプレイ選手が終盤に繰り出した『相手をコーナーに座らせ、相手に背を向け両手を掴んで前方に投げ落とす』あの技、野上アナが技名を出せなかった直後に、ミラノ先生が『雪崩式のアイコノクラズムのような』と、完璧なフォロー!(゚∀゚)!!

抗争を繰り返してきたCIMA選手の技ということで、思い入れも強い部分はあるでしょうが、こういう『プロレスファン心をくすぐって』くれると、『そう、それ!』と、見ているこちらもノッて行きやすくなります。

エェェェェェヴリシンッッッッ!ッグッ!!

元レスラーならではの視点での状況説明や、詳しいジャベの解説など、ミラノ先生ならではな解説は勿論凄いのですが、最もミラノ先生が新日本プロレスワールドに欠かせない点と言えばこれではないでしょうか。


『ファン目線(というかファン)の声援』


ミラノ先生、偶に解説のお仕事をほっぽり出します( °_° )。
と、いうかそれも含めてミラノ先生の解説です。

お気に入りの選手のグッズが出れば、自腹で購入して解説席に持って来ますし、お気に入りの選手の小さな変化は決して見逃しません。

チェーズ選手が背中の毛を処理してるなんて、言われなきゃ絶対気付きません。(゚Д゚ノ)ノ


これから始まるNEW JAPAN CUPで、先生お気に入りのEVIL選手やチェーズ選手が勝ち上がれば、魂の声援が聴けることでしょう。

EVIL選手vsチェーズ選手なんて組み合わせになれば、解説がとんでもない事になりそうですね。(決勝戦で可能性あり)


まとめ

普段会場で観戦できない私にとって、新日本プロレスワールドはとても重宝するツールです。
ミラノ先生の解説は、そのツールの価値を何倍にも引き上げてくれている、無くてはならないものとなっています。


今後は是非、ミラノ先生のお眼鏡にかなうようなヤングライオンが沢山出てきてくれることを願って止みません。


 

 


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ダイナマイト・ドライバーではない方のDDT

タイトルが判りづらい。
最近は新日本プロレスをよく見ている(ほとんどネット観戦)私ですが、
『プロレス』というスポーツエンターテインメントが好きです。
”Sports Entertainment"と表現したWWEは勿論、ドラゲーや大日本、
全日本にNOAHもチェックはしています。(多すぎて追いつきません)


そんな中でも、昔から好きな団体の一つに、DDT(Dramatic Dream Team)があります。
飯伏選手やケニー選手が世に出た団体ですね。

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新日本にも負けない、団体の『発信力』

プロレスを知らない人に団体を説明するとき、言葉だけだと難しいことが多いです。
そもそもプロレスから説明する必要があるし、『どうせ演技でしょ』と来ることも多々。


いや、あんな演技があってたまるかっ!!(# ゚Д゚)(声を大にして言いたい)


やっぱり、映像を見せると判って頂きやすいです。
新日本プロレスは流石に業界のリーダー。最近はメディア展開も”新日本プロレスワールド”を上手く活用して、
一般層へのアピールを推し進めています。


WWEなんかもそうです。英語が早すぎて聞き取れませんが…


DDTも同じく、会員向けサービスとして動画を早くから公開してくれているので、
会場に行く機会が作りにくい私は重宝させてもらってます。


また、団体の『色』を上手く作っている印象です。
最近は本格派(現王者の竹下選手などは、まさにそれ)から怪奇派、
バラエティー派と一見するとごちゃ混ぜですが、団体が掲げる『文科系プロレス』は、
業界リーダーの新日本プロレスと良い意味で色分けできているのではと思います。


流石は大社長。
DDT代表取締役社長の高木選手のこと。恐らくWWEのビンス御大とタメを張るぐらい大人げないです。

ニックネーム 和製ストーンコールド
       燃える大社長
業界一大人げない社長

Wikipediaより引用

とにかくハチャメチャ

DDTは既存の『プロレス』の枠に収まりません。
リングの上で試合をしていたと思ったら、いつの間にかみんなして外に出ます。
観客がいるのにです。(会場のビジョンで中継してくれます)


ただ、こんなのは序の口です。


リング上で酒盛りが始まります。

たまに怪談話も始まります。

階段から転げ落ちます。

自転車や車、果ては遊園地のパンダで人を轢きます。

社長は椅子でお城を築城します。(すぐに壊される)

社長はよく失脚します。

本屋さんの本棚の上からムーンサルトで人が降ってきます。

石灰で真っ白になります。

人の頭をパンツの中に入れます。

呪文で動きが止まります。

感動的なシーンではスローモーションになって見やすいです。

対戦相手の攻略をパワポでプレゼンしてくれます。

キャンプ場で花火を人に向ける、”人でなし”がいました。(懐かしい)

椅子やベルトが王者になります。



うん、人に勧めるのが難しいです。
とにかく見てもらった方が早いです。

(恐らく)ギネス級の王座移動回数

各プロレス団体には、その団体を象徴する「王座」と「ベルト」があります。
新日本プロレスだと、IWGPですね。

ちなみに現在のIWGPへビュー級王座は、ジェイ選手の68代です。
のべ68人が王座になっています。


DDTにも、団体を代表する『KO-D無差別級』というベルトがあります。
現在は竹下選手がもっていて、69代目です。


69です。タグチ監督との今後の絡みが期待できます。


ではなく、実はとんでもないベルトがDDTには存在します。
現王者は赤井沙希選手。あの元プロボクサーの赤井さん(アリさんマーク)の娘さんです。
オスカー所属のスレンダーでとても綺麗な選手です。


問題(?)なのは、赤井選手の”**代目”です。1350代目です。1350。
意味判りません。とってつけたような無茶苦茶な数字です。
ベルトが新設されたのが2000年です。19年で1350です。
平均して年70~72回王座が移動しています。


第1代の王者が『蛇界』からやってきた蛇神が降臨したポイズン澤田JULIE選手です。
ね、意味判らないでしょ?


移動遍歴を見ていると、更にとんでもないです。

  第100代:脚立(無機物!)
  第194代:焼山温泉旅館の板長(誰!?)
  第781代:ポスター(無機物!)
  第800代:トラック(無機物!)
  第815代:机(無機物!)
  第816代:皿(無機物!)
  第817代:ごはん(食べ物!)
  第926代:ボリビア人の少年(誰!?)
  第1000代:アイアンマンヘビーメタル級のベルト(自分自身!?)

  ※タイトル情報は、長年DDTを追いかけ、WEBで発信されている「Extreme Party」様を参照させていただきました。
   このサイトで私もDDTの魅力に気付かせて頂いた、とても素晴らしいHPです。
   

でもこれ、移動の際にはしっかりレフェリーが居る(はず)んです。
大人が真剣に馬鹿(褒めてる)をすると、こうまで突き抜けるのかという良い例です
 

で、結局

本当に取り止めがない内容になりました。
ただ、一つ言えることは『DDTという団体も参戦している選手も、皆さん本気』だということ。
おふざけでやっているのではなく、全員が真剣にやっているからこそ、
馬鹿らしいことも真剣勝負も、スローモーションもダッチワイフとの死闘も、
すんなりと受け入れ、笑って驚いて感動できるんだと。


一度で良いので触れて欲しいプロレス団体。
『なんでもあり』の懐の深さと、文科系ならではの構成は、
新たな扉が開くこと請け合いです。







 

 


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フィンレー選手の代打にタグチ監督!

フィンレー選手が怪我で欠場するNEW JAPAN CUP2019、代打にはタグチ監督が出場することとなりました。

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Jrヘビー級からの抜擢となりましたが、経験や実績は文句なし。
元相方のデイビット選手は、海の向こうでIC王座についてますし。(WWEのベイラー選手)

只の代役で終わるのか、トーナメントを引っ掻き回すのか。
タグチJAPANの監督としての腕(尻?)の見せ所ですね!



タグチ監督のケツ意

それはもう、並々ならぬケツ意でしょう。
何せ、フィンレー選手の欠場が発表されてスグ、参戦表明していましたから。

それもそのはず、今回のトーナメントの勝者は、IWGPヘビー級のタイトルへの挑戦ができる訳です。
現王者のジェイ選手が68代王者です。カリにMSGでジェイ選手に勝てば、『69代王者』になれる訳です。

そう、シックス・(ドット)ナインです。

タグチ監督と言えば『69』。
『69』と言えばタグチ監督。
そのぐらいファンに認知されている存在も、早々ありません。

まさにセイシをカケた戦いとなること必至です!(;゚∀゚)タマラン





変換が面倒なので、以降は真面目に行きます。(:-ω-)キヅカレ


Jrの選手が入る意義

決して『数合わせではない』、新日本プロレスの本気を見ました。

リーグ戦と違ってトーナメントは一発勝負。だからこそ、少なくとも初戦は『どっちが勝つか判らない』シチュエーションを生み出し、ファンをワクワクさせるのが興行団体としての新日本プロレスなのだろうと。

唯一違うと言えるのは、棚橋選手と海野選手のマッチアップですが、ここは『エースと対戦するヤングライオンの下克上』を期待するファン層に訴えかける事が出来るので例外だと思います。
これは決して、天山選手がどうこうではなく、『相手が棚橋選手(エース)』だからこそ成り立つマッチアップではないでしょうか。



とはいえそこに、カテゴリ分け的には唯一のJrヘビー級の選手を持ってきた。


IP(知的財産)ビジネスを展開しようとしている新日本プロレスから見れば、『新日本の、Jrヘビー級』は、初代虎さんから始まりライガー選手が確立した、他が真似出来ない、自ら創り上げてきたバリューに他なりません。

実際、同趣の方向で進められているWWEの205ブランド(クルーザー級:205冒頭ポンド/92kg以下)は、正直あまり人気が出ていません。価値が確立出来ていないように見えます。


タグチ監督の代打出場は、新日本プロレスが持つバリューを、新日本自身のヘビー級戦線にぶつけるという、ある意味大博打に近いものだと感じました。

仮にタグチ監督が瞬殺されるような事があれば、『直近のシングル王座戦に絡んだ選手が、ここ数年シングル王座戦に絡んでいないベテランに負けた』ことになります。
穿った見方なのは重々承知ですが、そういう評価をされる危険性は多分に秘めている訳です。

そうなれば、折角ここまで築いてきた、ヒロム選手を初めとして『Jヘビー級rのままヘビー級を超える』という選手達の思いから盛り上がってきたJrヘビー級の価値を下げる結果になるかも知れません。

ただ、です。仮に勝つことができる(当然、タグチ監督は勝ちに行くでしょう)、並み居るヘビー級を倒しまくることが出来れば、Jrヘビー級の価値は更に上がることは明白です。
※弱者(と思われている)が強者に勝つ場合、弱者側の健闘にスポットライトが当たるので、強者側の価値は余り下がることがないと考えられます。試合内容にも寄りますが。


IPビジネスを進める新日本プロレス
大きな勝負手を打ってきたな、と感じました。
まさに、『ピンチをチャンスに変える』ですね。

そういう意味で、代替選手がJrヘビー級(しかも直近王座への挑戦者)であることは、意義のあるものだと思います。


第三世代の意地

とはいえ、天山選手も黙っているような選手じゃありません。
Jrヘビー級、しかも後輩を相手に遅れをとるつもりは微塵もないでしょう。

天山選手を初め、第三世代の選手には良い時代も不遇の時代も『新日本プロレスを支えてきた』というプライドがある筈。
ファンももちろん、まだまだ老け込むのは早いっ!と思っている方も多いと思います。
もちろん私の中での天山選手も、蝶野さんとタッグを組んで縦横無尽に暴れ回っていた、文字通り『猛牛』なイメージのままなので。

先日の飯塚さん引退ロードでの天山選手の輝きは、以前の中心選手として活躍していた頃を思い出しました。


そうなんです。プロレスは若さや筋力、俊敏性だけで行うものでは無いんです。
知識、経験、積み重ねてきた自身の『色』。
色んなものを総動員して、『リング内外で発信する』ことこそ、プロレスなのではと。

最近は自ら一歩ひいて、若手の育成とサポートに回っているように見えてしまう天山選手他第三世代の選手達。
是非もう一度、大舞台でのテンコジ対決、見せてもらいたいです。


まとめると

とても難しいマッチアップになりました。
まあ、私が勝手に難しいと思っているだけですが。

どの選手も好き(これって、俗に言う『箱推し』というやつでしょうか。メイ社長と同じです。)な私としては、Jrヘビーを代表する形となったタグチ監督にも勝って欲しいし、第三世代の天山選手にも勝って欲しい。
んー、難しい( •᷄⌓•᷅ )੨੨


でもそこは『プロレス』。勝った負けたでは無い、プロレスだからこそ出来る『両者とも輝く、両者ともプロレスラーとしての評価が上がる』、そんな試合を期待したいです。



本気で勝ちに行く怖い監督と、全てを薙ぎ倒す猛牛の一戦、兎に角難しいことは考えず、ワールド観戦で堪能します。(;゚∀゚)タマラン


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