過去という高い壁
2.11大阪大会。私はいつものワールド観戦でした。
”スイッチブレードショック”や内藤選手vsタイチ選手などなど、見所が多い大会だったと大満足。
そんな中、私が個人的に盛り上がった(声が出た)場面は、『IWGPJrヘビー級選手権試合』の試合後に起こりました。
アポロGO!GO!
試合は何時もの(?)田口監督らしい、緩急織り交ぜた好試合。
特に、中盤から終盤にかけてのアポロ55時代の田口選手を彷彿とさせるムーブの数々!
尻も良いけど、刺さるようなドロップキックはマスターならでは。
やはり選手権での田口監督は、一味違う高い壁と言った印象で、負けても流石と唸らされました。
途中で息切れもご愛敬。ぜひ今後も、年1で良いから見せて欲しいGO!GO!な田口選手でした。
※年1だと、今年はもう見れない?( ´ㅁ` ;)
進み続けた結果の、リボーン
片や石森選手。バキバキなマッソゥボディが、身長の事など二の次に感じさせてくれます。
160cm台なんですね。全然見えません。
そんなリボーン石森選手の眼前に試合前から立ちはだかったのは、まさかの『キープ・オン・ジャーニー(過去の自分)』
田口監督からの執拗な心理攻撃に、前哨戦では頭を抱える日々・・・
もしかすると過去の自分に足を引っ張られるのではと、試合を見てる方が“半分不安、半分期待”だったので、驚きました。
何が驚いたって、ワールドの実況から“『バラモン兄弟』のワードが出たこと。(チガウ)
・・・まさかの、オリジナルなキープ・オン・ジャーニー!しかもキレッキレのニッコニコッ!
バレクラって、ヒール?
何だか見てるこっちも幸せになりつつ、『これは、石森選手が勝ったな』、と。
ラスボスは“動物の神様”
Replay 'THE NEW BEGINNING in OSAKA' (Feb 11th, 2019) post-match videos on #NJPWWorld!!
— njpwworld (@njpwworld) 2019年2月12日
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終わってみれば、最後は必殺のブラディクロスで石森選手のV1達成!
ただ、更なる盛り上がりはここから始まりました。
『リング上から、王者が解説中のレジェンドを挑発』
『レジェンド、王者を「坊主」呼ばわり』
『流れる“怒りの獣神”と、割れんばかりのライガーコール』
・・・・・・もう、お腹いっぱいです(*´﹃`*)
何が凄いって、目の前で初防衛した王者を「坊主」呼ばわりしてもなお、嫌味や強がりに聞こえない、鳥肌が立つようなトーンと滲み出るオーラ!
そんな獣神さんを前にして、それこそイタズラ坊主のように、ニヤッと不敵な笑みを浮かべる王者の自信満々な立ち姿!
唐突に紡がれたストーリーの筈なのに、決戦までのワクワクが保証されたような、映画の様な流れと構図が、タマランですよ(;゚∀゚)
で、まとめは
新日本プロレスの太陽が落日した日に、自ら影に隠れていた燃える獣の神様が登場、と。
ヘビー級戦線は、ジェイ選手を中心に今後「どうなってしまうのか」と言うハラハラドキドキ。
Jrヘビー級戦線は、レジェンド出陣で飛び火しそうな四虎さんも居るし、規格外なパワーでシングルも狙いそうな鷹木選手もいるし。
今からヒートアップ確実な状況の中、万を持しての『あの選手』の復帰に繋がるのか(繋がって欲しい! )と言うワクワクドキドキ。
退団やらで不安の方が大きかったファンからすると、今後が楽しみで埋め尽くされた大阪大会でした。
※追伸
一発目の投稿からミス(×_×;)
獣神さんの発言は、「小僧」ではなく「坊主」でした。
修正しましたm(_ _)m