プロレスblog始めました

万年初心者プロレスファンが、自身の思いつきを垂れ流すブログです。

『ビンス・マクマホン』という名のプロレスラー

WWEにハマったのは、一人暮らし時代に部屋にケーブルテレビ(マンション全体で加入=タダ!)が来たことでした。

それまで週プロや週ゴンでしか知らなかったアメリカンプロレスの世界。
良い具合に字幕もついて、その解り易さから一気にマイブームに。

当時はロック様とストンコさんの全盛期。
あのハチャメチャっぷりは、タマラン(;゚∀゚)でしたよ。


今回の記事は、そんな中からオススメの『プロレスラー』をご紹介したいです。( ・ㅂ・)و ̑̑


※お隣のデカい人は義理の息子さん


最前線オーナー

WWE(当時はWWF)を見続ける中で、気になる人物が1人出来ました。


出てくるといつもファンからブーイングを浴び、リングに上がれば筋骨隆々。
50過ぎなのに若いレスラーと乱闘を繰り返せば、一撃食らって大の字になること多々。
それでも、憎ったらしいぐらいのトーク力と立ち振る舞い、権力を振り回す悪の『オーナー』。


オーナー。役員ですよ。最高経営者です。


今考えるととんでもない事。株式上場している自分の会社の社長が、営業の最前線に立って権力を振り回し、部下の反乱を食らって大の字になる。(でも、ケロッと復活する)


およそ、普通の会社なら潰れる('A`)。


『スポーツ・エンターテインメント』を標榜したWWEの成功は、まさに存在がエンターテインメントなビンス御大がいたからそこだと、今更ながらに感じます。



大黒柱

リンク上で傍若無人な振る舞いを続けるビンス御大も3児の父親です。
息子さんも娘さんも、リングに上がって父親さながらにプロレスやってます。

過去には奥さんも上がってましたね。今ではトランプ政権で要職についていらっしゃいますが。


そんなマクマホンファミリー、ひいてはWWEにとって、『ビンス・マクマホン』という人物はまさに、大黒柱といった印象を受けます。

プロレスラーはそのハードな試合内容もあって、それほど長く続けられるものではありません。
団体が長く続いていれば必然的に、表に出てくるレスラーの面子が様変わりしてきます。
そんな中でもWWEが、その人気を継続している大きな要因こそ、ビンス御大の存在では無いかなと。


気に入らなければちゃぶ台をひっくり返す。(カード変更や王座剥奪など日常茶飯事)
人の言う事は基本、聞かない。(反論でもしようものなら、無茶な試合を組まれたり挙句解雇)
博打で大損しても懲りない。(プロフットボールリーグを起ち上げ失敗⇒再挑戦)


もうね、昭和の頑固おやじかと。
でもそんなビンス御大だからこそ、ファンはついていくのでは。
『俺がしっかりしていれば大丈夫!』と、行動で見せてくれる彼は、正に『WWEの父親』です。


例えば、WWEのストーリーラインがファンから見て物足りないものであったとき、
ビンス御大が登場するだけで『この閉塞感、面白くない状況を変えてくれる』とファンは期待しますし、
ファンから愛されたレスラーが亡くなってしまった時、ビンス御大のスピーチで会場全体が一つになる。

大黒柱の大きさ、強さが滲み出る彼の立ち振る舞いこそ、WWEが世界一のプロレス団体で有り続ける要因ではないでしょうか。


絡める=スターへの道

最近のプロレス界って、純然なヒールが育ちにくいように思えます。
多様性が容認される時代になってきたからか、『そういうやり方も、まああるよね。』と、認められてしまう。

こうなってしまうと、『ヒール』というスタンス自体が薄れてしまい、比例して『ベビーフェイス』の輝きも曇ってしまう。

去年の新日本プロレスでも、明確に『ヒール(誰からも嫌われる)』という立ち位置のレスラーや軍団は居なかったように思えます。
※唯一、鈴木軍はヒールとして確立できたかな?と。
それでも、鈴木選手筆頭にファンも沢山。


今のプロレスラーの方々の自己プロデュース力を考えれば、『絶対悪』という立ち位置が無くとも、充分アピールすることが出来るので、ヒールという括りも必要無いのかもしれません。
実際、私は今のプロレスも楽しんで見られているので。

それでもたまに思うのは、『正義と悪』の完全な対立と葛藤、最後に正義が勝つ『スーパーヒーロータイム』を見たいと思ってしまいます。


そう考えるプロレスファンの方々、結構居るんじゃないかな?


そんな方々には、是非ともビンス御大をオススメしたいです。

70を超えても、悪の権力者は健在です。
いきなり出てきては、強権発動で王座挑戦権剥奪なんてザラ。気に食わなければ出場停止に解雇にとやりたい放題。


そして最後に、レスラーの反撃を食らって大の字にやられる73歳。


ビンス御大が出てくれば、思いっ切りブーイングができます。
ビンス御大の対角線に立てば、誰でもヒーローとしてファンの声援を集めるチャンスがやってきます。
ビンス御大に取り入れば、もれなく『純然たるヒール』としての認識を得ることができます。

団体の経営者(CEO)が、その持てる権力を全力で悪用してくれるお陰で、『悪に対抗する正義』の対立がより際立つんです。
洋の東西を問わず、みんな偉そうにする金持ちが大っ嫌いです。(;゚∀゚)


過去には、対角線に立ったロック様が、スターとしてのステップを駆け上がり。
ガラが悪過ぎるガラガラ蛇なストンコさんが、ガラが悪いまま完全ベビーなファンの支持を得たり。
ビンス御大に取り入ったトリポーさんが、大ヒールとして暴れ回れたり。

今現在も、進行形でビンス御大に意地悪されまくってるコフィ選手に、一躍ヒーローになれるチャンスが巡って来てます。

www.wwe.com


ビンス御大と絡めば、大出世のチャンス間違いなし!
後は確りと、そのチャンスを掴めるかどうかです。


まとめ

アメプロも好きな私にとっては、ビンス御大は欠かせない存在です。
厳密にはプロレスラーではありませんが、プロレスラー以上にプロレスをしています。


いつまでも元気に、リング上で悪の限りを尽くして欲しいです。


 

 


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