G1CLIMAX【最終日】
さぁ、泣いても笑っても2019年のG1CLIMAXの最終日です。
今年は例年になく、白熱した闘いの連続だった気がします。
MOX師匠やKENTA選手などの新顔が暴れまわったり、安定のコブ選手や聖帝タイチ選手、鷹木選手といった初参戦組がインパクトを残したり。
はたまた、ランス選手の覚醒やファレ選手のテクニシャンぶりなどなど。
今日が終われば、今後はドーム2連戦に向けたストーリーが始まります。
次はどんなうねりが起きるのか、今からもー(;゚∀゚)タマランです。
悲願の達成から始まる、『プロレスの顔』としての闘い
もうね、震えました。私的にここ最近で一番の試合でした。
長年プロレスを観てると、『この日程でこのカードなら、勝つのはこっちかな』なんて汚い大人な見方(キタナイオトナ)をしてしまうんですが、今日に限っては”どっちが勝ってもストーリーが成り立つ”もんだから、最後の最後までハラハラドキドキの連続。
にしてもジェイ選手、強いっ!最終盤のブレードライナーなんて、場所さえ後30センチ中央側なら確実にスリーカウントものですよ。
ほんと、紙一重だったと思います。
.@ibushi_kota is the #g129 Winner!
— njpwworld (@njpwworld) 2019年8月13日
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その紙一重を乗り越えて、悲願の初優勝を勝ち取った飯伏選手。
その鍛えに鍛え抜かれた身体と、天才的なプロレス脳が繰り出す”人でなし”な技の数々。カミゴェなんて、ただ相手を殺りにいってる技ですし(;'∀')。
憧れた神を超えて、もう一人の神は日本にいなくても、盟友と袂を分かっても、独りでも『プロレス』を背負う覚悟、見せてもらいました。
長年、飯伏選手を観ていた感想としては、どこかで『良い意味でも悪い意味でも、自分勝手で気まぐれで無責任』な飯伏選手が、あんなマイクをするなんて、思ってもみませんでしたし、だからこそ心を揺さぶられました。
ただ絶対、ジェイ選手は黙っていないでしょう。他のG1参加選手も同じです。エースだってまだ隠居するつもりはないでしょうし。
ここからの今年後半戦、飯伏選手がコメントの通り、諦めずに走り切れるか。見ものです。
やっぱり王様は、傍若無人が良く似合う
G1開始前までは、『何故俺をG1に出さない』と新日本プロレスを恫喝し、G1が始まればピタッと無言(凄い睨むけど)。
で、この最終戦ですよ。相手はエース&現チャンピオン。
確かにG1は、優勝の副賞としてイッテンヨン(今年はイッテンゴになる?)のドームメインの権利、イコール『IWGPヘビー級』への挑戦権がもらえる戦いです。
現に内藤選手は、”2冠”を狙うためにG1優勝を目標にしていましたしね。
それでも、”IWGPヘビー級への挑戦権利証”は、あくまで『IWGPをドームのメインで狙える』ものであって、『それ以外の人は狙っちゃダメ』ではないんですよね。
それこそプロレスです。ファンが納得し、IWGP王者が『こいつとは戦わないと駄目だ』と強く意識すれば、タイトルマッチは組まれます。
それを狙って、一発で、しかも優勝決定戦には進めなかったにしても、ほぼ完全無欠なオカダ選手を仕留めてアピールするんですから。誰も文句は言えません。
口だけじゃない、態度や行動で示せるからこそ、『プロレス王』が王様である所以です。
スリーパーが火を噴くか、複合関節技が炸裂するか、はたまた久しく見ない逆落としが繰り出されるか。
IWGP王者にとっては、ドームのメインまではイバラの道となりそうです。恐らく、SANADA選手も来るでしょうしね。
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ヒール軍団増強中
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いやぁ、まさかこう来るとはね。KENTA選手のバレクラ加入。
しかも、柴田選手怒りの制裁からの返り討ちのおまけつき。
これで一気に、KENTA選手のヒールとしての格が跳ね上がりました。
今日は負けてしまいましたが、憎たらしいまでの上手さと強さを兼ね備えたジェイ選手を筆頭に、
・よくよく考えたら、あの重さで丸め込まれたら返せません、ファレ選手
・若さに似合わぬ老獪さとお腹。ミラノ先生お気に入り、オーエンズ選手
・良い奴なのか悪い奴なのか。とにかく笑顔が素敵、タマ選手
・お兄ちゃんに似て、身体能力も上手さも世界クラス、ロア選手
・ピーターさんが凄い。熟練の間も凄い、YJR選手
・モモクロ好きなレジェンド。竹刀のストックは大丈夫か、邪道選手
・とにかく笑顔が素敵。返り討ちされる姿も一級品、外道選手
・あのグラサン前見えてるのか。次の来日が待ち遠しい、ファンタズモ選手
・悪いことしてても、性根の良さは隠せない。バッキバキな、イシモ・リー選手
・まさかの盟友を裏切っての加入。一躍トップヒール躍り出た、KENTA選手
と、トンデモな陣容になってきました。
シングルでOK,タッグでOK。6メンでも5vs5でもなんでもござれな全方位ヒール軍団。
これ、本隊とCHAOSが組むぐらいじゃ太刀打ちできませんよ。如何にエースとIWGP王者がいても。
更には王様も本気を出し始めてますし。
ベビーフェイス側もそろそろ、対抗策を打ち出す必要があるのではなかろうか。
モタモタしてるとまた、獣神さんに怒られちゃいますよ。
まとめ
とにかく、飯伏選手の優勝と、『プロレス界を背負って最前線に立つ』覚悟に心を打たれましたね。
バクステコメントもそう、ケニー選手のことは一言も触れず、『自分が先頭に立つんだ』という意思が、素晴らしい。
ただほら、独りは寂しいじゃないですか。早く仲間見つけましょうよ。というか、誰か来てあげましょうよ乾杯の時ぐらい( ノД`)。
インタビュワーの人達、ノリ悪いんですから。
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最後に、G1参戦の全20選手の皆さん、参戦できなくても大会を盛り上げてくれた選手の皆さん、アメリカから日本全国へと日々大会を作り上げてくれたスタッフの皆さん、変わらぬクオリティで大会を生配信してくれたワールドの関係者の皆さん。
ありがとうございました!!