プロレスblog始めました

万年初心者プロレスファンが、自身の思いつきを垂れ流すブログです。

大事なのは、これからやない?【G1CLIMAX】

一時はどーなることかと気を揉んだ今日のタイトルマッチ。
結果からいえば、ある意味順当だったのかもしれません。


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無限(夢幻)のサブミッション

流石のZSJ。『英国の若き匠』は伊達ではありませんでした。
『いつ何時、どんな体勢からでも関節技を決められる』まさに匠(マスター)の技術は凄まじいものがありました。

最後の技なんて、何をどうすればそんな極め方が出来るのか。


G1でのサイズもパワーも違う相手との闘いでは、どんな関節技が炸裂するのか。今からとても楽しみです(o´艸`)。


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重要なのはここから

逆に、YOSHI-HASHI選手は崖っぷちから叩き落とされた状態( •᷄⌓•᷅ )。

ベルトへの挑戦は、ザック選手自ら前シリーズから挑発していたこともあり理解出来ましたが、G1の出場権まで賭けさせた結果の敗北。


しかも、ザック選手には対価なし。

これも、事前にザック選手から『ツケビトー』発言があったにも関わらず、YOSHI-HASHI選手からは明確に受け入れた発言も無し。


これ、今後どうなるんでしょう?
ここからどんなストーリー(YOSHI-HASHI選手の復活物語)が産まれてくるのか:(´◦ω◦`):。

ツケビトとして一から再起する中で、ザック選手の関節技を習得しつつヒールターンするのか、まさかの“どスルー”をかまして無かったことにするのか…。


無かったことにしてしまうと、今後のYOSHI-HASHI選手の発言に、説得力の欠片も無い状態になりそうなのが怖いです(´ºωº`)。


反逆のYOSHI-HASHI

ザック選手のツケビトになる選択肢、実はYOSHI-HASHI選手にとってはオイシイのではと妄想します。

プロレスは妄想しつつ観ると、更にタマランです(;゚∀゚)。


いつかは裏切るだろうと、プロレスブログ界隈で期待されていたYOSHI-HASHI選手。
期せずして本隊とは異なるユニットに関われるチャンスなのです。

最初は『飼い犬』状態かも知れません。が、そこから徐々にザック選手と心を通わせながら、何時しかタッグパートナーとして横に立つようになるYOSHI-HASHI選手。

ラフ&パワー殺法で暴れ回るスタイルは、蛇のように絡みつくザック選手のスタイルとの相性もバツグツ‪⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬。

元々会場人気の高いYOSHI-HASHI選手なら、『どんな変わりよう』であったとしても、真逆に変わるような変化でも、ファンはついてきてくれるでしょう。


アイアンフィンガーの継承なんかも、タマランです(;゚∀゚)。


まとめ

SANADA選手、初戦の相手が決まって良かったですε-(´∀`*)。
キングコングさんからターゲットにされてますけど( ´△`)。


 

 


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ヤングライオンの新しい道【G1CLIMAX】

新日本プロレスの良いところの一つに、『ヤングライオン』制度があると思っています。

それこそ入団当初から切磋琢磨していく選手を見続けることが出来、彼らのサクセスストーリーを応援できる、良い制度なんじゃないでしょうか。

実際、彼ら自身は『今すぐにでも自己主張したいっ!』と大会序盤の試合で張り切ってぶつかり合っています。

ここから、認められれば無期限の海外遠征へと赴き、全くの別人になって帰ってくる。
ただ、その胸に抱く『新日魂』は変わらずに…


うーん、タマラン(;゚∀゚)。

 

 

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** 海外遠征に変わる、新たなステップアップ

ただ、ヤングライオンが海外遠征に行くと情報が入りにくくなって追いかけにくくなるのも事実です。
オーカーン様なんか、3月からTwitter止まってるし(´._.`)。

 

そんな中、やってくれました新日本プロレス


WWEの選手の中でも、ジェリコ選手に引けを取らない人気と実績を誇ったMOX選手を、まさか海野選手の師匠枠に当ててしまうとはっ!( °_° )!


ドミニオンで試合後に連れ去られた時には、『こりゃサンドバッグ化か』と思ったものですが、なんとMOX選手のタッグパートナーに海野選手が抜擢されるとは。

これ、MOX選手のG1公式戦のセコンドにも、海野選手は付くんですよね?
いや、ここは是が非でも付いて欲しい。

スーパースターの隣で全てを吸収して、日本に居ながら海外遠征でも出来ない体験をして、ジャンプアップ出来るチャンスです、タマランです(;゚∀゚)!。


** まだ帰ってこないの?

海野選手が着実にステップアップして行こうとする中、一足先にヤングライオンを卒業したメンバーの動向が気になります。

イギリスを侵略していたオーカーン様や、ソーダ色の髪の毛が涼しそうなカワトサン。無期限の海外武者修行なので、『何年で帰る』なんてルールは無いのですが、そろそろ帰ってきて、新たな波を起こして欲しいですね。

カワトサン、日本ならベッドが失くなることも無いですよ...( ==)トオイメ。


心配なのはオーカーン様です。3月から侵略日記(Twitter)の更新がなく、情報が見つかりません。Instagramの更新もFacebookの更新も同日で止まっています。

WEBで検索しても、試合情報も出てこない…


あれですか、新日本プロレスがイギリスに『支配者 』を置き去りにしてしまったもんだから、国際問題とかに発展しちゃった感じですか( ºΔº )。


技術もパワーもキャリアも申し分ないハズです。早く戻ってきて、EVIL選手と『闇の選手会同盟』を組んで暴れ回って欲しいです。


** 今年は?

オーカーン様やカワトサン、NJCやBOSJに出場した海野選手や成田選手、顔面力の高い辻選手や一気に身体が出来上がりつつある上村選手と、楽しみなヤングライオン(と卒業生)が多いですよね最近。

今後が楽しみです。٩( •ᴗ• )۶


とは言え、今年はまだデビューしてません。リングサイドを見ても、恐らく去年は新弟子を取っていない?のか。

その代わり、LA道場の方で数人がデビューを控えているようなので、今後は国内外で交互にデビューする形をとるんでしょうか。


折角の良い制度だと思うので、是非『新日本の魂』を受け継いで行って貰いたいですね。

 

** まとめ

MOX選手の『海野選手の師匠的立ち位置』。
新日本の生え抜きトップクラスの選手だったら、ストーリー的にもタマラン(;゚∀゚)展開になったのに、と少し残念(*´^`)。


殿とか、棚橋選手とか。

トップ戦線で戦い続けることも凄いとは思いますが、年齢や実績が積み重なった今だからこそ出来るアクションを起こして欲しいなぁ(๑-﹏-๑)。


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言ったもん勝ち【G1 CLIMAX】

えらい久しぶりに書きます。
仕事が忙しかったりジュニア戦線が毎日凄すぎて書くのが追いつかなかったり('A`)。


G1の出場選手も発表され、少し間が開いたので、このスピードなら書けるかな、と。

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ええ、書きたいことが沢山あります(´・_・`)。


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G1出場権争奪戦?


賛否両論入り乱れてますね。どっちかと言うと『否』の方が多いかな?

プロレスのファンの方もいれば新日のファンの方もいて、選手個人のファンの方も居るので賛否両論は出ますよね。

特に新日本プロレス夏の大一番、G1CLIMAXなら尚更。
例年、『あの選手が出るべきだ』『この選手の出場はおかしい』などなど。


今回も、ザック選手のブリティッシュヘビーのベルトに挑戦するYOSHI-HASHI選手の『G1の出場権も賭けろ』発言から、コトが大きく動きました。


正直、ザック選手がこの要求を受けるとは思いませんでしたよ。だって皆さんが声を上げているように、ザック選手には『なんのメリットも無い』んですもの。


去年、アレだけ声を上げアピールもしながら出られなかったタイチ選手の言葉には、説得力があります。



賭けは成立していません

賛否両論あるのは仕方がないとしても、『否』寄りに大きく傾いているファンの皆さんの声。

その多くが『YOSHI-HASHI選手は何も賭けてない』からなんじゃないかと。


私もそう思います、正直『こりゃ無い』と思いました。


相手のベット対し、同額以上を賭けられない場合、賭けは成立しませんよね。

なら、今のYOSHI-HASHI選手が賭けられるものは何か。何があるのか。


髪の毛?
進退?
鈴木軍の軍門に下る?
ヤングライオンからやり直す?


ザック選手にとっては、『知ったこっちゃねー』ですね、どれも('A`)。

多くのファンの皆さんも、ほぼ同じかと。


もしここに、何らかのストーリーがあれば、それに乗っかって盛り上がれるんでしょうが、それすらなし。


生え抜きだから成立するのかなぁ、とか。穿った見方もしてしまいます( ´•_•` )。




それでも楽しむために

とはいえ、決まったことは決まったこととして、プロレスファンらしく。
結果がでるその時までは『妄想』で楽しみたいと思います。


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ボスの大暴れ
不覚を取ってG1出場権まで失ったザック選手。
一応予定通りアメリカ燕青に帯同するものの、失意のドン底orz

そんな中、鈴木軍のボスが、YOSHI-HASHI選手が提案していたバトルロイヤルを持ち出し急遽開催!

初日のダークマッチのバトルロイヤルで、全選手を締め落として出場権獲得!かと思いきや、いきなりマイクで『これはザックのモノだ』と譲渡。

自身の新日に対する落選の怒りはそのままに、漢気を魅せるボスなんて、かなりタマラン(º﹃º )。

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こうすればダブルヘッダーも回避できますし、ザック選手の妙義も堪能できますし、ボスの面目も躍如と。

あ、ザック選手が普通に勝った場合は、そのままなので妄想の対象外です。




まとめ

直前まで初戦の相手が決まらないかもしれないSANADA選手が可哀想(´・ω・)カワイソス。




 

 


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バックステージに愛を見た

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ほんと、年度末は寝る時間すらない状況です。(。-_-。)

ちょうどポッカリ新日の試合も空いて、書く気力が抜け落ちてしまいます。

今日もそんな感じで、MSGの感想も数日後かなと思いつつ、すこし仕事が片付いたのでバクステコメントを見ていました。



久々にプロレスを観ていて”イラッ”と来たのと同時に、
タマ選手の言葉にほっこりしました。



※煽ってますねえ('ω')。


タッグ2冠王

試合は両団体のタッグ王座を賭けた4WAYマッチ。


最後はG.O.Dのスーパーパワーボムが決まりフィニッシュ!
晴れてタマ選手&ロア選手兄弟が2冠王になりましたヽ( ´ ▽ ` )ノ。

イシモ・リー選手がベルトを落としたこともあり、BULLET CLUBとしての面目躍如ですね。


まぁ、いきなり大泥棒にIWGPタッグのベルトを頂戴されてしまいましたが('A`)。


ただですよ。こうなるとG.O.Dは矢野選手との防衛戦の流れになる訳で、そうすると『あのレスラー』がまた日本に来てくれるっ\( ´˘`)/!

今後も楽しみな戦いが続きそうですね、IWGPタッグ戦線。タマランです(;゚∀゚)。


まあ、EVIL選手&SANADA選手がインパクトを残せなかった(特にEVIL選手)のが気掛かりではありますが………

きっと大鎌が無かったからだと思います。
日本に戻れば大丈夫なはずっ!……?


『物語』が無いプロレスはプロレスでは無い

で、です。『プロレスは全てを包み込んでくれる(許容してくれる)』と考えている私でも、『なんなん(#゚Д゚)』と思ってしまったことが一つありました。


G.O.Dのバクステコメントを見て頂ければ判りますが、2人ともマジギレ状態。

ロア選手からは、半ばシュート気味な発言まで飛び出す始末。


まあ、このお2人。すごく根が素直なのか、思ったことを直ぐ発言や行動に移すことで有名(で、恐らく会社から怒られてる、迄がデフォ)ではあるんですが(;´Д`)


共同開催のROHのベルトを取ったのに、散々っぱら扱き下ろす始末。


流石に様子がおかしいと思いまして、忙しくて見れてなかったニュースサイトやらプロレスブログの諸先輩方の記事を漁ってみると。


『素行の悪さで有名な凸凹コンビが、試合終了後にシュート気味に乱入してた』


はあ?(´꒪⌓꒪)

ワールド実況には映ってませんでしたが、どうやら矢野選手がベルトを““へくった”辺りに、フェンスを乗り越えブリスコ兄弟に殴り掛かったらしいです。


はあ(´꒪⌓꒪)?

てことはですよ、会場のファン皆さんは、矢野選手のベルトちょろまかしのサプライズにビックリワクワクするところを、『なんか知らんが乱闘始まった。えんぞーと大キャス来てるやん!(゚∀゚)ktkr??』的に、どっちを見ればいいか戸惑った訳です。


G.O.Dの2冠獲得と、矢野選手の一番の魅せどころが、グダグダになった訳です。


せめてチャンピオンになったG.O.Dに突っかかっていけば、G.O.Dと乱入チームとROH正規メンバーとで三つ巴のストーリー展開も出来たはず。

それを眺めながらちゃっかりお宝を頂く矢野選手の魅せ場も輝いたはず。


それをせずに、シュートなのかなんなのか知りませんが、勝手に乱闘して魅せ場潰して後にも繋げられないとか。

そりゃ、クビになる訳ですよ。
観客が盛り上がっていない、中継も映していないのが良い証拠です( ๑º言º)。


久々に、プロレス見てて呆れました。


ビジネスパートナー

問題は、この一連の騒動を『誰が動かしたか』です。

一部の海外プロレス情報系のサイト様では、『ROHの上層部の考え。現場サイドは反対していた』なんて情報も出して頂いていましたが、これがROH主導で行われたのであれば新日本プロレスROHと手を切るべきだと思います。


両団体のタッグの至宝が賭けられた試合で、ビジネスパートナー側の魅せ場を『潰す』。

『上回る』のではなく、『割って入る』のでも無く、ただ勝手に脇で暴れて『潰す』。


そんな相手、これからWWEに対抗しようと頑張っている新日本プロレスに必要でしょうか?

チーズバーガー選手や最近契約したリー選手やお兄ちゃんのルーシュ選手、ボーイズが何人いるのか気になるダルトン選手などなどなど。

良い選手が沢山いるのに勿体ないったらありゃしないです(-_-メ)。


そんな時にタマ選手のバクステですよ。

もうね、『新日本プロレス愛』『新日本プロレスで闘い続けているプライド』が溢れんばかりです\(゚∀゚)/。
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また会社に怒られるのかな、と要らぬお世話を気にしつつも、ハッキリ言ってくれました。

『俺』や『俺たち’G.O.D』じゃないんですよ。『俺たち新日本のレスラー』なんですよ(∩´∀`)∩。

もうね、タマ選手株が私の中で急上昇です(゚Д゚)ノ。



メイ社長、タマ選手のことあんまり怒らないでくださいねm(__)mオネガイシマス。



まとめ

今回のMSG。新日本プロレスだけでは絶対にここまで成功できなかったでしょう。

だからこそ惜しまれる、TVには映らなかったこの一件。
映らなければ良い、ってもんでもありません。


正直、ROHのタッグベルトは返上か、期間満了まで防衛戦せずに手放すぐらいでも良いかと。


G.O.Dにはもっと、新日本プロレスで戦うべき相手が沢山いますしね。






 

 


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プロレス技とストーリー

豊田さんの発言が、プロレスラーやファンを巻き込んで熱くなっています(´・_・`)。


www.tokyo-sports.co.jp



賛否両論あると思います。


これだけ盛り上がるのは、それだけ皆が、頭のどこかで『これはどうなんだろう』と考えていたからなのかなと。


なので私も、乗っかりたいと思います。
私が思う、『プロレス技』ってこんな感じだよね、という素人目線で(;´Д`)。


日本海式竜巻原爆固め


くだんの盛り上がりは、ある女子プロレス団体で、ある選手が『ジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックスホールド』をフィニッシュホールドに使ったことから始まりました。

ジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックスホールド。略してJ.O.サイクロン(先ず名前がかっけぇ(*´﹃`*))は、言わずと知れた『豊田真奈美』選手が考案した技です。
※ご出身が島根県日本海に面してるから、ジャパニーズオーシャン、らしいです。


相手の背後に周り、相手の前で相手の腕をクロスする形でロックし、肩車の要領で持ち上げ後方に剃り投げてブリッジしフォールする技です。

言葉にすると「ワケわからん」となるかと思いますので、是非Youtubeなどで動画を探して見てください。

特に『肩車から剃り投げてブリッジ』の部分。後ろに倒れ込むのではなくブリッジでフォールする動きは、豊田さんならではです(*゚∀゚*)ムッハー。


ことの詳細はやほーとかのニュースサイトに任せるとして、何故ここまで盛り上がったのか?


要因は、『J.O.サイクロン』=『豊田真奈美』と皆さんの共通認識になるぐらいイメージのついた、オリジナルムーブだからではないでしょうか。


例えばアームホイップやドロップキックを繰り出したところで、誰も何も言いませんが、レインメーカーやデスティーノを別の選手が使ったら、という感じでしょう。


プロレスラーにはそれぞれの“色”があり、技や言動や所作などで『アレはアントニオ猪木』『これは棚橋弘至』と認識されていると考えています。


正直、今回技を使った選手の試合を見たことがないので何とも言えないのですが、『格が不釣り合い』『同じ女子プロレスラー』『日本国内の団体』という条件が重なり、“暗黙の了解”を破る形になってしまったのではないのかなと。


事前に何らかのストーリーがあれば、ここまで批判も出なかったんじゃないかな。


暗黙の了解と掟破り


プロレス界には『他人のフィニッシュムーブは使わない』という暗黙の了解があります。


特に昔のアメリカなんかは、テリトリー毎に確りとそれが守られていたとか。

破ったら制裁を受けたり干されたりもあったとの事…:(´;Д;`):。


“技=アイデンティティ”、というのが今よりも強かったからかもしれません。
TVとかない時代だと、マイクアピールや仕草等の『キャラクター』を形作る要素の中で、「あの技=あのレスラー」という所謂『キャラ付け』が必要だったのでしょう。


プロレスがいくら自由とはいえ、守るべきラインはあるのかなと思いました。
そういった暗黙の了解も含め、プロレスなのかなと。


恐らく唯一、この暗黙の了解を破ることが出来るのは、『その使い手と真っ向勝負をする』時ぐらいじゃないでしょうか。

もしくは、『その技を使っても、ファンが納得する』場合。


前者の場合はビックマッチが挙げられますね。

試合終盤で飛び出す、掟破りの相手選手のフィニッシュホールド。

『これが出れば試合が決まる』とハラハラしながら見ているファンからすると、『これで決まるっ?!』と咄嗟に考えてしまいます。

決まらなくても、『アレだけの技なんだから、ダメージも相当』と認識しやすいですね。


効果的です( ・ㅂ・)و ̑̑。



後者はまさに今回の件。


豊田さんは自身のフィニッシュホールドの数々を、引退前に期待する選手に警鐘していきました。


それこそ団体の枠を超えて、自身が編み出した技と、今はなき『全日本女子プロレス』の魂を、次代の選手達がステップアップする為の糧になるように。


この『技継承ロード』こそ、豊田さんの引退ロードでした。

引き継がれて行く技、その数がまさにカウントダウンのように思え、当時は寂しさと共に『豊田選手が引退しても、引き継いでくれた選手達が頑張ってくれれば、“豊田真奈美”が残っていくんだ』なんて思ったものです。


そういったストーリーがあるからこそ、技の光るし選手も輝く。


豊田さんの技を使った選手がどのように考えているのかはありますが、折角(?)話題になったんですから、この流れを『プロレスのストーリー』として昇華して欲しい。

ただ単に「ごめんなさい」じゃなく、技を出さないようにするでも無く、『プロレスラー』として応えを出して欲しいですね。


そうすることで、批判反論出ること覚悟で発言した豊田さんも報われるんじゃないでしょうか。


ジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックスホールド。
略してJ.O.サイクロン。
和名だと日本海式竜巻原爆固め




使ってみたいと思う気持ちも、凄く判ります。
名前もちょうかっけぇ(*゚∀゚*)ムッハー。



指の角度が違う


いきなり話が変わりますが、プロレスファンにはあまりにも有名な、ある意味名言なこの言葉。


今は亡き冬木さんが得意としていたフィニッシュムーブ『冬木スペシャル』です。


この技、見た目はストレッチプラムです。川田さんの必殺サブミッションです。

でもですね、『指の角度』が違うんです。素人目には判りませんが、違うんです( °_° )。


ほんと、「これぞプロレス!」ですよね。
私的には大好物です(º﹃º )。


しかもこの技の“プロレスなところ”は、多くのファンが『パクリじゃない』と考えているところにあるのではと。

少なくとも、私はパクリだとは思っていません。


若手時代には、共にフットルースとして切磋琢磨したタッグパートナー。


インディー団体で辛酸を舐めている間に、元相方はメジャー団体の中心人物として差をつけられていく現状。


冬木さんの嫉妬や葛藤、そんな中でもメジャー団体で頑張っている元相方への想い。

それらが入り交じって出てきた答えが、『冬木スペシャル』という技なんじゃないかと。


『お前には負けん』
『お前も頑張れ』


そんな冬木さんの声が聞こえてきそう。

二人のストーリーを知っていると、パクリとは見えないんですよね。


プロレスの技って、こういう『ストーリー 』があるからこそ、説得力や威力が出てくるものだと思っています。




で、結局


豊田さんの言い分はごもっとも。
大事に使い続けた技だからこそ、確りと伝承したいんだろうなと。


私は『ストーリー』を紡ぐことが出来れば、自然と許されて来るんじゃないかと思います。

最初は怒られ、それでも拘りを持って使い続け、最後には豊田さんに認められる。


そんなストーリーも、アリですよね。



 

 


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ROAD TO MSG!

3月は期末なので、仕事が忙しすぎて手が付きません('A`)。
働き方を改革したい(;´д`)


もう何日前だと言わんばかりですが、NEW JAPAN CUPが大盛況で終わりましたね。

全31試合のシングル戦、見応えありました。


そしてここからは、マジソンスクエアガーデンに向けた、プロレスファンが楽しめる『妄想期間』へと突入です( ゚▽゜)。



勝ったのは『スーパーヒーロー』


いやもう、柴田選手が出てくるだけで反則です(´ω`)。

プロレスはストーリーが重要だと思うのですが、その観点からしても2017年のNJCのストーリーがあるオカダ選手が俄然、輝いて見えました。


そんな中でもSANADA選手!息一つ抜けない激戦区を勝ち上がってきた実力そのままに、オカダ選手を追い込みましたね。

あと一歩の所だったかと思いますが、その一歩が大きい(><)。
何度目かのスカルエンドの時は、『SANADAが勝った!(クララが立った的な)』と思いましたよ。

それでも最後は正調レインメーカーでのフィニッシュ。
今後のシングルプレイヤーとしての飛躍を考えれば、SANADA選手は是が非でもこの試合は取りたかったはず。それでも、解説席から『柴田選手が見守る』試合を“絶対に勝ちたい”オカダ選手の想いが、ほんの少しだけ上回った結果なのかなと。


にしても柴田選手、『俺は生きている。大丈夫た、泣くな』なんて、泣けと言ってるようなもんですよ(´;ω;`)


柴田選手とのストーリーを紡いだ、名実ともにスーパーヒーローなオカダ選手が、終わってみれば実績通りの強さを見せてくれました。


王様の逆襲


NJC最終戦のバックステージで、今後の襲撃を示唆したプロレス王鈴木選手。

次はニューヨーク...ニューヨーク......と、その前にぃ~? みんな気を付けておいた方がいいよぅ?

出典:新日本プロレス公式サイト

鈴木選手の口調がまた、恐ろしい((((;゜Д゜)))。

現時点では鈴木選手のMSGでの試合は組まれていません。
HONORランボーに出場する可能性は残っていますが、今年のイッテンヨンでもそうですが、鈴木選手をランブル戦やガントレット戦に出場させるのは勿体無いとしか言いようがない!٩(ŏ﹏ŏ。 )۶


「かっぜっにーぃなれー!!」の大合唱が出来ないじゃないですか( º言º)。


でもそこは大丈夫。王様はちゃんと仰っています。


「次はニューヨーク」「その前に」「気を付けたほうがいい」と。


カードが組まれてないなら、奪い取れば良い訳です。

丁度良い(?)ことに、前日のレボリューションプロレスで、『棚橋選手&オスプレイ選手vs鈴木選手&ザック選手』のヨーロピアンタッグ王座戦が組まれましたね。

ここで王様、MSGでのザック選手の王座戦の相手、棚橋選手の膝を破壊して!あわよくば代替出場で同門対決へ......
なんてことを考えているかも知れません…:(´;Д;`):。


それだけ、王様の動向が不気味です。


動き出したストーリー


オカダ選手が優勝して終わったNJC2019。
惜しくも準優勝となったSANADA選手ですが、とうとう彼のシングルプレイヤーとしての物語が始まったのではないでしょうか。

『コールドスカル』として寡黙を貫いてきたSANADA選手ですが、シングルプレイヤーとしての実力は魅せてくれました。
あとはホント、実績だけです。


MSGではなんの脈絡もなくIWGPタッグ王座戦に組み込まれていますが、ここで更に、ストーリーが動き出すことに期待したい。

EVIL選手とのタッグは一級品ではありますが、果たして『今の現状』でそのままタッグが機能するのか。

いち早くシングル戦線に躍り出ようとして、結果的にSANADA選手の後塵を拝してしまったEVIL選手が黙っているとは思いません。

自分よりも崎に行ってしまったタッグパートナーに、ジェラシーを感じないわけがありません。


そうなれば、互いの主張がぶつかり合い、相乗効果的にタッグとしての力量が跳ね上がるのか、はたまた空中分解してしまうのか。


イビサナファンの方には申し訳ありませんが、私的には、今後のお二人のシングルプレイヤーとしてのトップ戦線の殴り込みのためにも、是非ジェラシー出まくりで空中分解する姿を見てみたいっ!(゜Д゜)。


そして、そこから紡がれる次代のエースへの道を競い合って上がっていく姿を見てみたいっ!( *°∀°)و。


タッグ屋で終わるのは勿体無いお二人だからこそ、SANADA選手が一歩突き抜けた今だからこそ、トップ戦線を賑わす新たなストーリーが動いて欲しいと思います。


最後に


良いですね、プロレス。
一つ一つの試合はもちろん、今回のように『二年前の出来事』が繋がっていたり、『今後か楽しみな』ストーリーが妄想できたり。


興行の殿堂MSGを経て、ある意味混沌とした新日本プロレスが見れるのではと、今から既に、タマランです(;゚∀゚)。



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中澤さん行ってらっしゃいヾ(*´罒`*)

春は旅立ちの季節とよく言いますが、色んなところで新たなステージに進む方がいらっしゃいます。

プロレス界も例外なく、団体を移ったりする選手もいるわけです。



『中澤マイケル』というプロレスラーを、皆さんご存知でしょうか。

彼もこの春、新たな旅立ちをするレスラーの1人なんです。




と、綺麗に纏めることも出来るんですが、そこはほら“あの”中澤さんですから。
その凄さを是非、書き出したく。

本当に色んな意味で凄い人なんです。
そう、色んな意味で。('A`)



イロモノレスラー

デビュー14年目を迎える44歳。なんででしょう、もっと若く感じます。

プロレスのムーブの随所に、『小学生男子』が垣間見得るからでしょうか。('A`)


正直、“強い”という印象はありません。

それでも、文化系プロレスDDT内においてもなお、他の誰にも真似できないインパクトのあるレスラーです。


かつてはヌルヌル・ブラザーズ(相方:松永院長)としてローションプロレスを展開。

身体中にローションを塗りたくり、中澤さんにブレーンバスターを掛けようものなら、滑って後頭部を強打(°Д°)。
(勿論、中澤さんも同じムーブで後頭部を強打するのはお約束。)

マーライオン(口に含んだローションをデローンと吐き出す。( -ω-)デローン)なんて技、誰も考えつきません。


お次は変態團(お相手は光留選手)を結成し、スクール水着やナース服で試合をこなす、文字に起こせないような変態行為を繰り返す。

因みに光留選手、バチバチのハードヒットも得意だったりするので、もう何がなにやら。( •᷄⌓•᷅ )

挙句の果てには、ガチの苦情を受けて会社命令で強制解散の始末(´△`)。


また、肛門を爆破されることでも有名です。
なんと両国国技館大会で三年連続!

...
......
.........


書いててキリがありません。

他にも、大社長とのクビだ解雇だ国外追放だなんてやり取りや、

履いてるパンツを小学生男子のプール前の着替えよろしく器用に脱いで手に装着して放つ『アルティメット・ベノムアーム』、

今は新日本プロレスで頑張っている飯伏選手の人でなし技の実験台などなど。


兎に角、インパクトのあるレスラーなんです。('A`)



特筆すべきはそのマネージメント力

そんな中澤さん、実はトレーナーとしては超一流。


アメリカUSSA大学院でスポーツ科学修士課程を取ってたり、NSCA(国際的なトレーニングに関する取り組みを行っている団体)の公認トレーナーだったりと、実は超が付くインテリΣ(゚д゚;)。

英語も堪能で、海外から来られる選手のお世話も難なくこなします。


まさにプロレス団体にはなくてはならない存在。

レスラーの怪我防止とパフォーマンス向上を目的としたトレーニング指導(認定資格持ち)ができ、ガイジンレスラーの通訳やまとめ役も出来る。


1団体に1人は欲しい逸材。


2015年にはトレーニングジムを海外展開する知人に請われる形で、東南アジアに拠点を移して活動するなど、グローバル化が進むビジネスシーンにおいても、行動力とコミュニケーション力とで活躍する、まさに『国際人』。


知り合いに居たら自慢したくなる人物です。(´﹀`)


変態ですけど(ㅇㅂㅇ)。



日本人レスラー第1号!?

そんな中澤さんも、この春新たなステージに旅立つ一人です。

しかも、『日本人レスラー第1号!』のおまけ付き。(๑°ㅁ°๑)‼✧

ケニー選手が副社長を務める噂の新団体『AEW』。
その所属日本人第1号に中澤さんが選ばれました( ⊙⊙)!!。
(アジャ選手の名前も出てましたが、あくまで参戦であり所属では無いようです。)


豊富な資金と有名どころのレスラーが参加して始動するAEW。
その大事な門出に、ケニー副社長が迎え入れた日本人レスラー第一号が中澤さん。

勿論、長年連れ添ってきた中での信頼感は有るでしょうが、恐らくそれ以上に、
セコンドを趣味とまで語り、他団体に参戦するケニー選手や飯伏選手のフォローの為に
自費で全国渡り歩ける面倒見の良さ。

飯伏選手のWWE参戦時、勝手についてきたにも関わらず、WWEのスタッフからも
一目置かれるだけの存在に瞬時になり得たコミュニケーション能力。

ケニー選手や飯伏選手の所謂”人でなし技”を数多く食らっても怪我一つしない、
トレーナーとしての技術と知識の高さ。


これら裏方として最重要なスキルを併せ持っているからこそ、ケニー副社長がいの一番に招き入れたと考えて間違いないでしょう。


勿論、レスラーとしても単純明快が好まれるアメリカで受けること間違いなし!
………肛門爆破は流石に、怒られそうな気がしないでもないですが(;´・ω・)。



まとめ

かつては日常生活レベルの常識が無い(失礼!)飯伏選手の世話役として、飯伏選手が海外に行くだけでハラハラしていたファンを、
『あ、中澤さんが付いていくなら大丈夫だ』とまで安心させた存在。

レスラーとしては、確かにどうかというところはありますが、それも彼の魅力の一つ。


試合を見た事が無い人は是非、YoutubeDDTオフィシャルで動画を探してみて欲しい。
そして、行ける人は是非、明日の壮行試合の観戦しましょう!!


 

 


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