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万年初心者プロレスファンが、自身の思いつきを垂れ流すブログです。

フィンレー選手の代打にタグチ監督!

フィンレー選手が怪我で欠場するNEW JAPAN CUP2019、代打にはタグチ監督が出場することとなりました。

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Jrヘビー級からの抜擢となりましたが、経験や実績は文句なし。
元相方のデイビット選手は、海の向こうでIC王座についてますし。(WWEのベイラー選手)

只の代役で終わるのか、トーナメントを引っ掻き回すのか。
タグチJAPANの監督としての腕(尻?)の見せ所ですね!



タグチ監督のケツ意

それはもう、並々ならぬケツ意でしょう。
何せ、フィンレー選手の欠場が発表されてスグ、参戦表明していましたから。

それもそのはず、今回のトーナメントの勝者は、IWGPヘビー級のタイトルへの挑戦ができる訳です。
現王者のジェイ選手が68代王者です。カリにMSGでジェイ選手に勝てば、『69代王者』になれる訳です。

そう、シックス・(ドット)ナインです。

タグチ監督と言えば『69』。
『69』と言えばタグチ監督。
そのぐらいファンに認知されている存在も、早々ありません。

まさにセイシをカケた戦いとなること必至です!(;゚∀゚)タマラン





変換が面倒なので、以降は真面目に行きます。(:-ω-)キヅカレ


Jrの選手が入る意義

決して『数合わせではない』、新日本プロレスの本気を見ました。

リーグ戦と違ってトーナメントは一発勝負。だからこそ、少なくとも初戦は『どっちが勝つか判らない』シチュエーションを生み出し、ファンをワクワクさせるのが興行団体としての新日本プロレスなのだろうと。

唯一違うと言えるのは、棚橋選手と海野選手のマッチアップですが、ここは『エースと対戦するヤングライオンの下克上』を期待するファン層に訴えかける事が出来るので例外だと思います。
これは決して、天山選手がどうこうではなく、『相手が棚橋選手(エース)』だからこそ成り立つマッチアップではないでしょうか。



とはいえそこに、カテゴリ分け的には唯一のJrヘビー級の選手を持ってきた。


IP(知的財産)ビジネスを展開しようとしている新日本プロレスから見れば、『新日本の、Jrヘビー級』は、初代虎さんから始まりライガー選手が確立した、他が真似出来ない、自ら創り上げてきたバリューに他なりません。

実際、同趣の方向で進められているWWEの205ブランド(クルーザー級:205冒頭ポンド/92kg以下)は、正直あまり人気が出ていません。価値が確立出来ていないように見えます。


タグチ監督の代打出場は、新日本プロレスが持つバリューを、新日本自身のヘビー級戦線にぶつけるという、ある意味大博打に近いものだと感じました。

仮にタグチ監督が瞬殺されるような事があれば、『直近のシングル王座戦に絡んだ選手が、ここ数年シングル王座戦に絡んでいないベテランに負けた』ことになります。
穿った見方なのは重々承知ですが、そういう評価をされる危険性は多分に秘めている訳です。

そうなれば、折角ここまで築いてきた、ヒロム選手を初めとして『Jヘビー級rのままヘビー級を超える』という選手達の思いから盛り上がってきたJrヘビー級の価値を下げる結果になるかも知れません。

ただ、です。仮に勝つことができる(当然、タグチ監督は勝ちに行くでしょう)、並み居るヘビー級を倒しまくることが出来れば、Jrヘビー級の価値は更に上がることは明白です。
※弱者(と思われている)が強者に勝つ場合、弱者側の健闘にスポットライトが当たるので、強者側の価値は余り下がることがないと考えられます。試合内容にも寄りますが。


IPビジネスを進める新日本プロレス
大きな勝負手を打ってきたな、と感じました。
まさに、『ピンチをチャンスに変える』ですね。

そういう意味で、代替選手がJrヘビー級(しかも直近王座への挑戦者)であることは、意義のあるものだと思います。


第三世代の意地

とはいえ、天山選手も黙っているような選手じゃありません。
Jrヘビー級、しかも後輩を相手に遅れをとるつもりは微塵もないでしょう。

天山選手を初め、第三世代の選手には良い時代も不遇の時代も『新日本プロレスを支えてきた』というプライドがある筈。
ファンももちろん、まだまだ老け込むのは早いっ!と思っている方も多いと思います。
もちろん私の中での天山選手も、蝶野さんとタッグを組んで縦横無尽に暴れ回っていた、文字通り『猛牛』なイメージのままなので。

先日の飯塚さん引退ロードでの天山選手の輝きは、以前の中心選手として活躍していた頃を思い出しました。


そうなんです。プロレスは若さや筋力、俊敏性だけで行うものでは無いんです。
知識、経験、積み重ねてきた自身の『色』。
色んなものを総動員して、『リング内外で発信する』ことこそ、プロレスなのではと。

最近は自ら一歩ひいて、若手の育成とサポートに回っているように見えてしまう天山選手他第三世代の選手達。
是非もう一度、大舞台でのテンコジ対決、見せてもらいたいです。


まとめると

とても難しいマッチアップになりました。
まあ、私が勝手に難しいと思っているだけですが。

どの選手も好き(これって、俗に言う『箱推し』というやつでしょうか。メイ社長と同じです。)な私としては、Jrヘビーを代表する形となったタグチ監督にも勝って欲しいし、第三世代の天山選手にも勝って欲しい。
んー、難しい( •᷄⌓•᷅ )੨੨


でもそこは『プロレス』。勝った負けたでは無い、プロレスだからこそ出来る『両者とも輝く、両者ともプロレスラーとしての評価が上がる』、そんな試合を期待したいです。



本気で勝ちに行く怖い監督と、全てを薙ぎ倒す猛牛の一戦、兎に角難しいことは考えず、ワールド観戦で堪能します。(;゚∀゚)タマラン


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